2012年1月21日土曜日

大人と子どもの自然学校 「宮城島でマングローブ植樹」

ーぼきたち 私たちのマングローブ湿地 きれいにして お別れ記念植樹ー

沖縄県うるま市与那城宮城島のマングローブ湿地は、平成9年から「土地改良」のためほとんど埋め立てられました。当時の中学生たちが湿地のマングローブを守ろうと職員共に教育委員会へ呼びかけ、島の小学校(宮城小・桃原小)にも呼びかけ、地域住民と共にうるま市州崎へ移植しました(平成10年7月)。 その後、生徒たちは島から8キロ離れた州崎へ通い、ゴミ拾いや草刈りを重ねて活着するまで育ててきました。その活動は、後輩たちへ引き継ぎ3年で花芽が付き、4年目に種子が取れるようになりました。
当時関わった教師たちが退職して、NPOを立ち上げ、マングローブ保全活動が再開され、植樹から7年後、河川に残された湿地に、宮城小学校、中学校の生徒たちと「里帰り植樹を実施。
保全活動は、「環境学習」に発展し、生徒たちの学びの場に蘇ってきました。
湿地の生き物調査やヒルギの育苗や植栽観察など研究成果の発表など県内の「科学作品展」へと発展しました。

しかし、島のマングローブを守ってきた生徒たちの学校が平成24年4月に廃校になることが決まりお隣の平安座島へ統合されることになりました。
これまで一緒に守ってきたマングローブ湿地をきれいにし、記念植樹を呼び掛けたところ、宮城小学校(生徒数10人)、桃原小学校(生徒数14人)、宮城中学校(生徒数10人)のみならず、卒業生や地域の人たちも賛同して、協働で清掃やマングローブ植樹を行うことが決まりました。
「みんなできれいにして お別れ植樹」は2012年1月24日(火)に実施することになりました。

<期日>2012年1月24日(火)午前10時~清掃整地  午後1時30分~植樹受付・終了3時
<場所)うるま市与那城池味 池味漁港裏(クカルンダ湿地)

参加者が準備するもの
・清掃に参加する人:草刈り機 or カマ、長靴(余ぼれ手もよい靴) 軍手午前10時集合
・植樹に参加する人:長靴(余ぼれ手もよい靴) 軍手 スコップ or ヘラ
・苗の準備:特定非営利活動法人 マングローブEEクラブ提供
お問い合わせ:098-974-3063

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