2015年6月29日月曜日

州崎マングローブクリーンUP!



6月20日(土)に
定例のクリーンUPを行いました\(^o^)/



しかし開会セレモニーをしている際に
突然の雨が!!


雨宿りをしながら
マングローブの学習やオヒルギの苗の育て方を説明しました(^-^)

しばらく経ちましたが雨は晴れる気配がせず
強くなるばかり・・・

雨の中、鳥が遊んでいました!


たくさんの方に集まって頂きましたが
大雨に打たれてしまったので子どもたちは帰宅。。。

しばらくするとさっきの雨と雷がウソのような晴天!!


晴れ間を見て
残った方と清掃を行いましたー!



1時間ほどしか清掃できませんでしたが
たくさんのゴミを片付けました↓↓

燃やせるゴミ 18袋 
燃やせないゴミ5袋  
粗大ごみテレビ2台 
水槽 1台 
むしろ 浮具、ヘルメット




今回参加した森さんの感想を紹介したいと思います!


「マングローブEEクラブでのボランティア活動」

私は3ヶ月間東京から沖縄にボランティアをしにきました。
その中の1つがマングローブEEクラブでの活動でした。
私は、中学校1年生のとき、地球温暖化のことを習ってから
環境問題に興味を持ち始め、マングローブEEクラブに
ボランティアしようと決めました。
具体的な活動は、宮城での島めぐり体験、マングローブの苗の植え付け
そして州崎でのクリーンアップ活動です。
3ヶ月のボランティアを通して、学んだことは
今あるものを後世に残していく大切さです。
私たちの暮らしは日々便利になっています。
しかし、その便利さゆえ、木が伐採されたり、
土地改良のため土砂崩れが起きたり、
自然が破壊されています。
自然には人工的なものには作りえない、
心地よさや偉大さを感じられます。
だから、少しでも今残っている自然を守り
残りて行くことが必要だとこのボランティを通して学びました。
この3ヶ月、東京ではできない貴重な体験ができて幸いでした。

国際教養大学 2015年9月入学予定
森 桃花




今回参加された皆さん、
雨で残念ながら参加できなかった皆さん
ありがとうございました(*^_^*)

またのご参加お待ちしております!!


参加団体

①照間子ども会(6人) 
②うるま市立宮城児童館(17人) 
③金城ファミリー(3人 
④県立前原高校(91人 
⑤県立与勝高等学校(18人)  
⑥沖縄国際大学ボラサークル(5人) 
⑦国際教養大学学生(1人)
⑧会員・一般(10人)

計:151人








第4回夏休み体験学習「大人と子どもの自然学校」


第4回夏休み体験教室
「大人と子どもの自然学校」
のお知らせです\(^o^)/


①オカガニ観察会
7月30日(木)午後6時~8時

②宮城島自然観察会
8月5日(水)午前9時~12時

③マングローブ干潟観察会
8月14日(金)午前9時30分~13時

④ネイチャークラフト教室
8月22日(土)午前10時~12時


詳しくは下のポスターに記載されております!



申し込み受け付けは
定員に達し次第終了しますのでお早めに!!

興味のあるものがございましたら
ぜひぜひご参加ください(*^_^*)











2015年6月1日月曜日

島めぐりの様子が紹介されました☆



5月2日(土)に行われた
第5回たかはなり市での島めぐりの様子が
沖縄タイムスの5月13日(水)の地域22面と
琉球新報の5月8日(金)の市町村33面に掲載されました\(^o^)/



また、島めぐりに参加していただいた
湧水ファンクラブのかたたちのブログにも
紹介されていますので、みなさま是非
ご観覧下さい!


                           
ありがとうございました(*^_^*)

マングローブって何?



突然ですが、みなさんはマングローブについて
どれくらい知っていますか?


マングローブについて環境学習等で質問してみると
多くの方たちは、一つの植物名だと思っている人が大多数です。
また、海に生育していると思っている方も多いようです(T_T)

マングローブとは
海水と淡水の混ざりあう汽水域に生育している植物群
をまとめてマングローブといっています(^^)/

マングローブの仲間は、ヒルギ科の種が多く、
世界中では100種類ほどあるといわれています。

うるま市州崎には、
オヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギ・ヒルギダマシ・ヒルギモドキなどが
植栽されています。


↓州崎マングローブテラス干潮時↓

↓満潮時↓


今回は州崎マングローブテラスに生育しているマングローブを
紹介したいと思います!


オヒルギ


方言名:ウーピンギ(沖縄)・インギー(宮古)・ミープシギ(西表)・アカバナーヒルギ
科名:ヒルギ科
学名:Bruguiera gymnorrhza Lam.
分布:アフリカ、オーストラリア、熱帯アジア、ポリネシア
日本では奄美大島以南琉球列島
形態:大高木、常緑広葉受樹、高さ10m以上、花は赤黄色
果実は円錐形か卵形、胎生種子20~30cmで角ばっている
用途:染料、用材



メヒルギ

方言名:インギ(宮古)・ビープシギ(西表)
科名:ヒルギ科
学名:Kandelia candei(L.)Druce
分布:ボルネオ、南中国台湾などの東アジアからインド
薩摩半島南部(西表、八重山、宮古、沖縄本島)
鹿児島(喜入町、大浦町)
形態:小高木、常緑広葉樹、高さ3~4m
内外花は白色、果実は卵形、胎生発芽し、20~30cmほどのよう根を垂れる


ヤエヤマヒルギ

方言名:インギー(宮古)・マツァプシビ(西表)
科名:ヒルギ科
学名:Rhizophora mucronata Lam.
分布:オセアニアからインド西部、沖縄島(北限)以南
形態:小高木、常緑広葉樹、高さ3~4m内外、タコの足のような支柱根を出す
花は白色、胎生種子は20~40cm
用途:染料、用材
開花:9~10月、実生は7~8月



ヒルギダマシ




方言名:??
科名:クマツヅラ科
学名:Avicennia marina(Forsk.)Vierh.
分布:オセアニアから東アフリカ、熱帯アジア
日本では宮古島が分布の北限
1995年ごろから沖縄本島に移入
形態:20m以上の高木(沖縄では2~3m)
花は黄色(5~6月開花)、種子はソラマメ形(9~10月頃)
用途:薪、健在、パルプ、肥料、飼料(栄養価が高く世界中で家畜の飼料となっている)



ヒルギモドキ


方言名:??
科名:シクンシ科(Combretaceae)
学名:Lumnitzera racemosa Willd.
分布:オセアニアからインド
日本では、沖縄島が北限地(金武町億首川河口)宮古島ではみつかっていない
形態:10m以上の中高木(沖縄では2~3m)花は白色で先端が針状になっている
7~8月開花、種子は楕円形で5~10mm
葉の先端がハート形に切れ、肉質厚く、楕円形で常緑
用途:薪、枕木、舟材、建材、床材



またマングローブの森の湿地には、
トビハゼや大きなシジミガイやマキガイ、
シオマネキやノコギリガサミが群がり、満ち潮になると小魚達が
群れをなして林の中に駆け込んできます。



マングローブの森は植物プランクトンや動物プランクトンの豊富な森で
陸地の生き物と海の生き物が交流し合う素敵な森です(*^_^*)



マングローブの森は、魚や貝、かになどの幼生のゆりかごといわれ
沖のサンゴ礁やいのう(漁礁)を育む海の森へと発達します!
地球環境を再生させるパイオニア植物群なのです\(^o^)/