2013年8月26日月曜日

サンゴ礁イノー観察会


8月6日に鹿谷法一先生と鹿谷麻夕先生を講師に
サンゴ礁イノー観察会を行いました!

海へ出かける前にまずは、海の安全学習からスタートです!
海の危険生物を知ることはとても大切です。
ハブクラゲやウンバチイソギンチャク、カツオノエボシ、アンボイナ、ウミヘビ、ゴンズイやミニカサゴなどなどです(><)
見つけたらその対策はどうすればいいか詳しく説明して下さいました。


安全学習会で勉強したあとは早速海へ!

みなさん海に入り生き物を探していました。
カニやナマコ、ヒトデなどを発見!

親泊さんは
「こんなにたくさんの生き物がいるなんて
先生が教えてくれなければわからなかった」
と言っていました。

コンクリートの人工ビーチで泳ぎ、
また見慣れてしまってきている近年ですが
地元の海に目を向けて本来の海の姿を知り、生き物たちが、自然が、
まだこんなにもたくさん残っていることを
感じていたたけだらいいなと思います・・・☆

沖縄の守り神


8月3日に粟国朝典先生を講師に
漆喰シーサー創りをしました。

宮城島の古民家で使われていた屋根瓦が
新築の際、屋敷周辺に残されていました。
その瓦をリサイクルして、自分だけの
オリジナルシーサーを創ってみました!







当日は、福島の学童クラブと宮城児童館の学童との交流体験期間中で
宮城島で宿泊していたため、福島の学童たちも9人参加しました。
沖縄には、キジムナーやイシガントウなど
いろいろ「守り神」がありますが
集落の入り口や屋敷門、屋根の上にドンと座ったシーサーも
村を守り、家を守り、人々の暮らしを守る「守り神」と講師の先生はお話していました。

出来上がったシーサーを見ていると
ひとつひとつ顔の表情が違い
なんとなく
作者に似ている気もしました(笑)


かなり りなさんは
「シーサーがこま犬さまに似ていたのでびっくりしました。またみんなとシーサー創りがしたいです」
と言っていました。


最後に自分たちで創ったシーサーと一緒に
はいチーズ☆

たかはなり自然観察会


7月29日に喜友名繁正さんをガイドに
「たかはなり自然観察会」を行いました。

宮城島(たかはなり島)は、石灰岩でできた島。
上部は広大な畑が広がり、周りには多数の湧水がわき出るます。
そこにはエビやグッピーなどの生き物がいっぱいです!
参加者の子どもたちも大喜びでした(^^)


森の中も歩きました!
手前に見える大きな葉は「クワズイモ」
名前の通り食べられません(><)
絵本などに出てくる傘みたいと
子どもたちも興味津津でした。

またクモやチョウなどの生き物を持参している
虫かごへ入れ、じーっと観察している子どももいました!
長嶺かずき君は感想文に
「ほくはクモがきらいでした。
でもいっぱいみているうちになれました。
つぎは他の生き物も見たい」
と書かれていて、虫を少しでも好き?になってくれて
よかったなと思いました。




旧道路も歩きました!
昔の人はこんな急な道を野菜などを担ぎながら
歩いていたんですね・・・すごい!!

右の男の子はこの道をみて
「うわー・・・これホントに道なの?」とでも
行っているように聞こえますね(笑)



最後に参加者のみんなで
はいチーズ☆
お疲れ様でした!!









月の夜、浜辺で何が起こるでしょうか?


7月23日に宮城島のデーン浜にてオガカニ観察会を行いました!
旧暦の6月15日~16日大潮の夜沖縄の浜辺では
オカガニやオカヤドカリの放らん(幼生を海に放す)のシーズンです。

初めての体験に子どもたちも大人もドキドキわくわく!
日が暮れて満潮時を迎えた浜には、オカガニやオカヤドカリが茂みの中から続々と
波打ち際に向かってやってきます。


子どもたちが捕まえた母カニの複袋には
子カニが何万匹もいて
山から危険な道路を渡って命がけで
子ガニを守っていることや
波打ち際で足を踏ん張り全身を震わせて
放らんする様子を見て
命が生まれる瞬間を観察することができて
あちこちで感激の声が聞こえてきました。




満潮時の波打ち際では、引く波に合わせて放らんは行われ
一瞬のうちに大海原へカニの幼生ゾエアは見えなくなるが
周りに魚たちが見え隠れするのは、自然の摂理でしょうか?
・・・いやはや何とも。

観察会に来た森屋みおりさんは
「体をぶるぶるふるわせて放らんする様子が観れて楽しかった。
テレビでは観たことがあったけど、生で観てすごかった。
海中で大きくなって宮城島に戻ってきてね」
とカニの幼生に問いかけるように感想を述べていました。

複袋いっぱいのカニの幼生を抱えた雌ガニを
捕まえた少年はカニとの出会いをどう感じたのでしょう?










放らんした幼生(子ガニ)を顕微鏡で観察。
幼生ゾエアは、懐中電灯の光にも走光性があり
満月の夜に出てくるのもそのせいだとも言われています。

今日の感動をいつまでも残すためにもオカガニの生活環境を守っていく義務がありますね。