2013年6月6日木曜日

焼かれても凛と立つソテツ

敗戦直後の沖縄の人々の命を救ったソテツを思い出させてくれました公園のソテツ

 昨年の台風でソテツの葉は痛めつけられ今年の春になっても、元気になれず、斑入りの赤茶けた葉が密生して虫がへばりついたような状態でした。
 4月のある日、そんなソテツを職人さんが、葉を切り落とし、強烈なガスバーナーで本体が黒こげになるまでど焼いていた。「ソテツを蘇らせるには、この方法が一番だ」と言われても、気がかりであった。2週間後、焼かれたソテツが芽吹き出してきた。
作業から2週間後、4月22日黒コゲになったソテツが芽吹いてきた

4月22日雌株のリンペンも葉も芽吹きだした。
1か月がたつと、そてつの葉は、深緑色で変わり、雌花や雄花をしっかり包むように育ってきました。ソテツは、裸子植物で、雌株と雄株のそれぞれの花を咲かせたくさんの赤い実をつけます。


5月29日公園のソテツは、葉もたくましく雄株の花も凛とたち受粉が始まっていると思われます。。

●まるこげになっていたソテツが2カ月後に立派に再生して、花を咲かせ実をつけていくソテツに感動しました。
8月~9月には、赤い実をいっぱい付けつることでしょう。楽しみです


戦争で沖縄が焼け野原になった石灰岩の根元でいち早く蘇ったソテツ。その実を食料にした事を
再度実感した思いです。


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