2014年5月26日月曜日

第10回定期総会




日時:平成26年度5月19日(月)13時~16時
場所:うるま市みどり町平川ビル3階(MEEC教室)




1.代表あいさつ
2.議長選出
3.議事録選任の件
4.審議事項
    (1)平成25年度事業報告
    (2)平成25年度会計収支決算報告
    (3)平成25年度会計監査報告
    (4)平成26年度事業計画
    (5)平成26年度会計収支予算書
5.閉会のあいさつ









~代表あいさつ~

マングローブEEクラブが発足されてはや10年目を迎えます。
これも一重に会員の皆様のご厚情と活動の賜物と心より感謝申し上げます。

発足当初から、できることをあせらず、コツコツ会員のスタンスに合わせて、
定期活動を続けることをモットーに実施したおかげで今日があると思います。
重ねてお礼申し上げます。

牛歩より、亀歩より、もっと小さな蟻歩でも、
目的をもって取り組めば、活動の輪が広がり、ネットワークができて、
地域に根付いていくものだと教えられています。

私達が取り組む環境保全活動は、地球規模で捉え、
活動は足元から(Think Globally Act Locally)を合言葉に取り組んでいますが、
現代社会は、経済を優先に目まぐるしく動き、金の流れに比例して、
生産拠点やマーケットが移動し、国内外で貧富の差は益々大きくなっています。

地球の人口は70億人を超え、大量生産の拠点が安価な労働者を求めて
発展途上国に集中し、法整備のない急速な開発と工業化は、
大気汚染や、海洋・土壌汚染の音床となり汚染物質は、
世界中を循環する海や空、土壌に広がっています。
さらにグローバル社会は、地球資源の奪い合いで内戦があちこちで勃発し、
環境破壊を加速させ、種の絶滅を拡大させています。

地球規模で広がる環境問題は、深刻化する一方で経済優先を掲げる国々の暴挙は、
留まることなくすべての生き物が脅かされています。
原発国日本も地球環境汚染国の一員で安心できません。

日本も政権が代わって、軍靴の足音が日増しに高まっている現在、
沖縄県では、国は、「私たちを守らない」ことを歴史や現実で重々知らされてきました。
身の回りの環境や私たちの「命」を守るには、自分たちで構築していかなければなりません。
 自然環境を守ることは、生き物すべての命を守ることにつながっています。

当クラブの活動は、益々重要になってきます。
大人と子どもたちが協働で地球の自然を守り、育て、
命の土台を構築していく活動は、すべての生き物たちと共生し、
人間の生存の基盤つくりだと思います。
「大人と子どもの自然学校」は、マングローブを軸に水辺環境の保全活動・環境学習を始め、
自然素材を活用した「ネイチャークラフト」やリサイクル運動と年々深化しています。
活動を支える高校生や大学生のボランティアリーダーも定着しつつあります。

本年度は、「サウジアラムコサンゴ礁保全活動支援事業」の助成で、
マングローブ植樹や敵的な水辺の保全クリーンUpに活用し、
活動状況をMEEC通信「まんぐろーぶ」の発行や
インターネットを活用してブログ発信を行ったこともあって、
年6回の「マングローブ環境学習クリーンUP・交流会」では、
毎回180~200名を超える参加者で、年間延べ1200名を超えています。

「うるま市地域活動支援助成事業」、「第2回たかはなり自然学校」では、
島内外からのアクセスも多く募集人数の倍を上回り、うれしい悲鳴でした。
中でも、京都の立命館大学の学生「マングローブ体験学習」は、
植樹や湿地体験で印象に残る交流事業となり、活動の輪はどんどん広がっています。

最後になりましたが、本年度も当クラブの活動を支援してくださいました企業
(医)名嘉村クリニック様
(有)オンタイム スタフィング様
(株)コンピュータ沖縄様
(株)金城重機様
活動に賛同いただきご寄附をくださいました個々人の皆様に厚く御礼申し上げます。

平成26年度は設立10周年、皆さまと抱負を語らい素晴らしい節目の年に向かっていきましょう。

2014年5月19日
MEEC代表 平川 節子

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